Duke Nukem まとめサイト

High Resolution Pack

HRP: High Resolution Pack とは...

PolymerHRP で蘇った Babes HRP とは 1996 年当時、擬似 3D とスプライトで表現されていた Duke Nukem 3D の世界を、現代の 3D アクセラレーション環境で高解像度化と完全な 3D モデル化を実現してしまおうというファンプロジェクトです。

特徴として;

多くのファンの手で、一つ一つのテクスチャの描き直しが行われ、3D モデルも一から作成し、アニメーションが設定されています。これらの努力の結果、現在、Duke Nukem 3D の世界の大半が美しく蘇った状態でプレイ可能です。このプロジェクトは現在進行形で開発が継続されており、拡張パックへの対応も進んでいます。

導入

ダウンロード

公式サイトのダウンロードページより入手出来ます。インストーラー形式のものは Windows 環境向けで、HRPv5 に関しては EDuke32 も含んでいるので、これと Duke Nukem 3D 本体のゲームファイルがあれば、すぐ美しい画面でプレイ可能です。ZIP 書庫形式の場合は、所定の場所にファイルを解凍する必要があります。

2 種類のバージョン

基本的に、以下に挙げるどちらかを導入すれば、高解像度テクスチャから 3D モデル、サウンドトラックといった HRP の全要素を摘要出来ます。

追加パッケージ

インストール

インストーラーの場合は、インストーラーの手順に従って下さい。書庫ファイルの場合、事前に EDuke32 のインストールと Duke Nukem 3D のゲームファイルの準備を済ませておきます。

事前準備が完了したら、HRP 書庫ファイルを所定の場所に展開します。基本的には EDuke32 の設定ファイルと Duke Nukem 3D のゲームファイルのある場所が親ディレクトリとなります。これは OS によって場所が変わります。

各 OS の書庫ファイル展開先は以下になります。

Linux の場合:

~/.eduke32/autoload/duke3d.grp/

Mac OS X の場合:

~/Library/Application Support/Eduke32/autoload/duke3d.grp/

基本的には上記ディレクトリパスの配下に HRP のファイルを展開していけば OK です。HRPv4 等 autoload ディレクトリを含んだ形で圧縮されているファイルは、その親パスとなる位置に解凍しましょう。autoload 以下のディレクトリが存在しない場合は作成します。

設定

トラブルシューティング

HRP が適用されない場合

Eduke32 ディレクトリ配下の eduke32.cfg ファイルをテキストエディタで開いて確認してみます。

NoAutoLoad = 0

上記設定項目が NoAutoLoad = 1 となっている場合、HRP が autoload ディレクトリから読み込まれません。 0 に変更して EDuke32 を立ち上げましょう。Mac OS X バージョンの EDuke32 は標準設定が 1 になっています。

Polymer レンダラが適用されない場合

同じく eduke32.cfg ファイルから下記の項目を確認します。

Polymer = 1

0 になっている場合は、1 にしてゲームを起動しましょう。